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2021年2月5日付 読売新聞朝刊 4面に日本研究所町田明広副所長による『新選組 滅びの美学』の広告が掲載されています

1月25日、日本研究所副所長町田明広先生によるインタビューが以下の書籍に掲載されました。①書籍名:中央公論新社 編『新選組ー滅びの美学』<巻頭インタビュー> 町田明広・神田外語大准教授による「世界は幕末の日本をどう見ていたか」。新選組が活躍した幕末日本を、最新の研究成果を踏まえて世界史的観点から語る。 発行日:令和3年1月25日定価:¥1,210 (税込)サイズ:A4変判/ページ数 112pISBN: 978-4-12-800137-8詳細:https://www.chuko.co.jp/zenshu/2021/01(中央公論社)

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2021年1月 日本研究所町田明広副所長の論文が軍事史学第56巻第3号に掲載されました

2021年1月、日本研究所副所長町田明広先生の論文(査読付)が軍事史学第56巻第3号に掲載されました。 町田先生は「薩摩藩邸焼き討ち事件に関する実証的考察ー「三田品川戦争」への再定義」を執筆されました。 書籍名:軍事史学 第56巻第3号特集 維新の戦乱と江戸平定発売日:2021年1月著者 :軍事史学会編定価 :2200円(税込)ISBN :9784764612235詳細:https://kinseisha.jp/mhsj/1223/

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Conference News

2020年11月2日 日本研究所櫻庭美咲講師による講演会「シーボルト・コレクションの陶磁」(於オーアーゲー・ドイツ東洋文化研究協会)が開催されました

11月2日、青山にある公益社団法人オーアーゲー・ドイツ東洋文化研究協会で開催されたシーボルトセミナーで、日本研究所櫻庭美咲講師による講演「シーボルト・コレクションの陶磁」が行われました。 OAGドイツ東洋文化研究協会は、明治6年、在日ドイツ外交官、学者、貿易商による設立以来、伝統の研究会を開催しています。シーボルト・ゼミナールは毎月一回(原則第2月曜日)開催され、どなたも随時参加できます。158回を数える、幕末・明治にわたるシーボルトが研究した様々なマターをテーマとする講座に成長し、世界で唯一のシーボルト・ゼミナールといわれ、その存在はドイツでも知られています。 テーマ:「シーボルト・コレクションの陶磁器」講 師:櫻 庭 美 咲 神田外語大学日本研究所専任講師 (美術史専攻、博士) とき:2020年11月2日(月)18:30―20:00ところ : OAGドイツ文化会館 1階ホール(港区赤坂7-5-56 青山一丁目駅下車7分) 【概要】フィリップ・フランツ・フォン・シーボルトは、オランダ東インド会社の医師として訪れた1823―1829(文政6―12)年、および1859|―1862(安政6―文久2)年の二度にわたり来日しました。その滞在中シーボルトが膨大な数量の日本関係資料群を収集したのは周知の通りです。それらは、ミュンヘンの五大陸博物館、ライデンの国立民族学博物館をはじめドイツ、オランダの複数の機関と個人に分蔵されています。本講演は、このうち1874年にバイエルン国によって購入され、現在ミュンヘンの五大陸博物館に所蔵されるシーボルト・コレクションの陶磁器を紹介するものです。同コレクションの陶磁器は270点あり、その産地は有田や瀬戸、美濃、三田、京都、備前、江戸から中国まで多岐にわたります。また、シーボルト自身が企画したミュンヘンのホーフガルテンにおけるコレクション展示の陶磁器陳列についても解説します。

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Conference News

2020年8月23日 日本研究所櫻庭美咲講師による講演会「マイセンの動物彫刻—バロックのケンドラーからアール・デコのエッサーまで」(於岡崎市美術博物館)が開催されました

8月23日、岡崎市美術博物館で開催された展覧会「マイセン動物園展」の関連イベントとして、日本研究所櫻庭美咲講師による講演会が開催されました。(展覧会の詳細についてはこちらをご覧ください。) 講演会「マイセンの動物彫刻—バロックのケンドラーからアール・デコのエッサーまで」 講 師/櫻庭美咲氏 (神田外語大学日本研究所 専任講師) 日  時/8月23日(日曜日)  午後2時~ (当日午後1時30分開場、整理券配布) 会  場/岡崎市美術博物館1階セミナールーム

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2020年3月 Asian Philosophical Texts が刊行されました

2018年10月にベルギーで開催された第1回国際会議(神田外語大学日本研究所・ブリュッセル自由大学東アジア研究センター共催)の研究成果報告をまとめた学会報告書ASIAN PHILOSOPHICAL TEXTS が刊行されました。 *** Asian Philosophical Texts – Exploring Hidden Sources Table of Contents Introduction, by Takeshi Morisato and Roman Pașca ESSAYS: “White Horse is Not [a] Horse”: How the Translation Creates the Paradox by Yijing Zhang Philosophy for Children: Globalization and the Translation of a Neo-Confucian Text by Margaret Chu The Holism of Guanxue in …

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『英語で発信! JAPAN ガイドブック』PR動画を公開しました

このたび日本研究所は、YouTube公開中の動画版『英語で発信! JAPAN ガイドブック』(日本研究所編集発行)のみどころをわかりやすくまとめたPR動画を制作しました。ぜひご覧ください。本動画は、2020年12月より2021年3月末まで学内サイネージで配信中です。 こちらからどうぞ → MOVIE START   

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2020年3月31日『神田外語大学日本研究所紀要』12号を刊行しました

2020年3月31日、日本研究所は『神田外語大学日本研究所紀要』12号を刊行しました。 *** 掲載論文(各論文タイトルをクリック ⇨ PDFをダウンロードできます) ・慶応二年前半の政局と薩摩藩―「小松・木戸覚書」以降の動向を中心に(町田明広) ・女子大生達のインスタグラム仕様で構築されるファッションの文化的意味とアイデンティティー(吉田光宏) ・日常の「日本文化」を「外」にむけて語ることの政治性(吉田光宏) ・武士道の混乱、あるいはもうひとつの「創造」―『葉隠』から立ち上がるもの(上野太祐) ・桂川甫賢筆長崎屋宴会図について(松田 清) ・福喜多靖之助著『CHA-NO-YU TEA CULT OF JAPAN』―海外へ伝えられた近代数寄者の茶の湯(櫻庭美咲) ・『日本広東学習新語書』所収仮名音注の特徴に ついて(2)(矢放昭文) ・『日本広東学習新語書』及び 『明治三十八年 戸口調査用語(広東語)』所 収の符号仮名(2)(山村敏江)

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2020年2月 日本研究所櫻庭美咲講師によるハインリッヒ・シーボルトコレクションに関する論考がウィーン世界博展示図録に掲載されました

櫻庭美咲講師によるハインリッヒ・シーボルトコレクションの琉球陶器に関する論考がオーストリアのウィーン世界博物館で開催された展覧会の図録Japan zur Meiji-Zeit Die Sammlung Heinrich von Sieboldに掲載されました(2020年2月刊行)。 ハインリッヒ・シーボルトは、幕末にオランダ東インド会社の医師として来日したドイツ人フランツ・フォン・シーボルトの息子です。父と同様に膨大な数の日本民具を中心とする日本関係資料を収集しました。なかでもアイヌや琉球、考古学のコレクションは学術的に高く評価されています。本図録は、日墺修好150周年を記念して開催されたハインリッヒ・コレクションを紹介する大規模な企画展示で、2020年2月より8月までオーストリア、ウィーンにある世界博物館 Weltmuseum にて開催されたものです。展示の概要についてはこちらからご覧ください。Clicke here!

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動画版「英語で発信!JAPAN ガイドブック」

日本研究所では「英語で発信! JAPAN ガイドブック」に掲載されたテーマを中心に、日本にかかわる多様なトピックスを動画で配信しています。 以下のテーマの動画が英語又は日本語でご覧いただけます。ぜひご覧ください。 📺JAPAN ガイドブック概要(日本語) 📺日本の文化 忍者 Ninja(日本語) 能楽Noh Theater(English) 日本のやきものClassification of Japanese Ceramics (English) アイヌ先住民Ainu Indigenous Peoples(English) 沖縄Okinawa(English) 📺日本の社会 高度経済成長The High Growth(English) 自然と災害Nature and Disasters(日本語) 少子化Low Birthrate(日本語) 少子化Low Birthrate(English) 📺語学 留学生Studying Abroad(日本語) 日本文法書Japanese Grammar Book(English) 日本大文典Japan Culture Guidebook(日本語)

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Conference Kanda-Sano Bunko related Events News

2019年11月1日~14日 本学神田佐野文庫企画展「長崎屋の二階 ―シーボルト以前の蘭学開花―」が開催されました

2019年11月1日(金)~14日(木)、本学神田佐野文庫企画展「長崎屋の二階 ―シーボルト以前の蘭学開花―」が本学図書館グループ室5にて開催されました。 1823年に来日したシーボルトが日本研究に大きな成果を上げられたのは、文政期(1818~1829)に通詞や蘭学者の語学力が飛躍的に向上し、江戸・大阪・京都など各地に蘭学知識やオランダ趣味が流行していたからです。 オランダ商館長一行の定宿であった日本橋の長崎屋は、とりわけ文政期に日蘭文化交流の拠点となりました。本展示では、長崎屋の二階を描いた新資料「長崎屋宴会図」(文政5年 1822、桂川甫賢筆)を中心に、シーボルト来日以前の蘭学開花に光をあてます。 本展示に関連して展示監修者である松田 清先生による講演会も開催しました。 主催: 本学日本研究所 講演者:松田 清(日本研究所客員教授) 主題:「長崎屋宴会図を読む」 日時: 11月14日(木)16:30~18:00 会場: 神田外語大学4号館4-101教室 (事前申し込み不要、参加費無料、一般来場歓迎)  

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2019年6月20日 日本研究所主催「世界の中の日本第7回」講演会 「文化外交の視点から見た日本文化の価値創出― フランスにおける日本文化の事例~伝統文化からサブカルチャー 」が開催されました

2019年6月20日、日本研究所主催による連続講演会企画「世界の中の日本第7回」講演会が開催されました(於:神田外語大学クリスタルホール、共催:ポーラ伝統文化振興財団・ヒストリーデザイン)。 ヨーロッパでは、日本のサブカルチャー、なかでもとりわけマンガやアニメの人気が高く、その流行は幅広い層に広がり定着した感があります。講演者にお迎えした増田是人氏は、外務省大臣官房戦略的対外発信拠点室首席事務官という政府の立場から、特にフランスを舞台に展開されたジャパンエキスポやジャポニスム展など、海外に日本文化を広める活動に長年携ってきたエクスパートです。 講演者:増田是人氏(外務省大臣官房戦略的対外発信拠点室 首席事務官) 今回は、昨年開催された「ジャポニスム2018」展の紹介を中心に、その立案から苦労話など舞台裏談も交えた貴重なお話をいただきました。また、講演後に学生・教員と増田氏とのディベートが行われ、外務省による国際交流イベント企画や外交に関す、活発な議論も交わされました。 日仏友好160周年記念に当たる昨年の7月にパリで開幕した日本文化の祭典「ジャポニスム2018:響き合う魂」展は、約40億円を投じ、伝統芸能にアート、食文化など幅広いジャンルを約8カ月にわたり紹介する興味深いものでした。数えきれないほど多くの多様な美術展や舞台公演、料理等の関連イベントが行われ、350万人を超える観客が動員されました。パリ市民の数は220万人ですから、その反響は驚嘆すべきものと云えましょう。 特に集客を集めた展覧会トップ3は、現代美術家集団TeamLabによる「境界のない世界」展(約30万人入場・2018年5-9月)、「安藤忠雄―挑戦」展(約17万人入場・2018年10-12月)、「Enfance/こども時代」展(約11万人入場・2018年6-9月)。いずれも現代芸術に焦点を当てたものです。7万5千人を集めた江戸時代絵画の「若冲―動植綵絵を中心に」展は、盛んにメディアで報道され、大変な話題となりました。また、国宝6件が出品された「縄文―日本における美の誕生」展といった文化庁主催の主力企画や、相撲や宝塚といった廃案となった計画の経緯も紹介され、国際的なイベント企画の困難についても学ぶことができました。 ところで、ジャポニスム展の立案者は、昨年亡くなった俳優の津川雅彦氏であったそうです。広報大使を務めた香取慎吾氏の個展も開かれるなど、ジャンルや伝統、時代性にとらわれぬ、権威とソフトカルチャーの両極が生かされた包括性も圧巻といえます。こうした総合性は、多面性と奥行きをもった日本文化の真の姿を伝えるには重要な要素と伝えるでしょう。 型にはまらぬ国際イベントを数多く手掛けてこられた増田氏の卓越した組織力、そしてなによりも「情熱」に感嘆した、有意義な講演会でした。 主催者挨拶:櫻庭美咲氏(神田外語大学日本研究所 専任講師) 主催者挨拶:小泉優莉菜氏(公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団学芸員) 司会:久保健治氏(株式会社ヒストリーデザイン代表)

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